[ ビジネスとは価値が割与えられているものの交換である ]

むかし買った本を読み返してみた。一度読んだことのある本を読み返すと、ひらめきとか気づきを再確認できる。アイディアや、思ったことのメモをこのタグ「ideas」のスレッドで記録していこくことにしよう。いつまで続くかわからないけど。

私は横断的読書が好きなので、完全に読み終わるのに半年かかる本もあれば、1日で読み終えて、そのまま古本屋へリサイクルするようなときもある。参考書やHowTo本、小説、辞書、外国語の単語帳、etc. 基本は紙の本が好き。

さて、表題 [ ビジネスとは価値が割与えられているものの交換である ] について。

 

・ビジネスの取引において、モノ、Service、あるいはお金に割与えられている価値は経済的なもの、感情的なもの、またはその両方である。

・ビジネスがうまくいくのは、それぞれが提供するものよりも、受け取るものに高い価値を見出しているから。

・買い手は、購入するものが、支払う額と相応の価値がある、またはそれより価値があると考えているから購入する。

・同様に、売り手は、受け取る金額の方が価値があると考える。そもそも、利益を得るために販売している。

・将来的な収益のために先行投資することもあるので、この場合は、未来の価値のための現在の交換であると定義されることもある。

 

私は、売り手としてビジネスをしていて、一般的な生活消費者でもある。売り手としては、見積作成、利益試算、仕入先との交渉、契約など、売るときには買う(仕入れる)こともある。それぞれの受け手に価値のある取引であるように、認識のズレがないように、聞き手にも徹することが大事だと日々思う。

顧客は本当に自分がほしいものがわかってない、売り手も予算を持ってきた顧客に対して、NOとは言えないので(本当は言わないといけない)、ふんわり進行してしまったんだなという案件を引き継いだことがある。取引が開始されてからは、WEBでの事業は大きくなっていくか停滞して終了するかのどちらかだけれど、継続した案件は、都度の価値診断をするべきだと思う。売り手、買い手それぞれが、健康的に価値の交換ができれば、そのビジネスは成長する!と思うのです。